集落の風景
京都府の北部、丹後半島の玄関口に位置する大宮町。その町の東部にある五十河地区は、府内有数のブナ林が存在する等、四方を山林に囲まれ四季折々の景観美が楽しめる農村地帯です。
一方、里山を中心に点在する竹林が地域住民の高齢化などにより手入れがなされず、森林の荒廃化が進み、丹後半島を縦断し日本海へ流れ込む竹野川の水源林としての役割を担うべく、放置竹林整備が必要となっていました。
工房全景
「なんとかしなければ!」という地元住民の思いのもとに、平成13年10月、「環境・健康・産業」を考えながら地域の活性化を目指すため、町の呼び掛けに賛同した五十河地区の有志が集まり、広さ約2,200m2の敷地に土窯を備えた竹炭の工房づくりを始めました。
活動に参加したのは、元建設業、農業、大工、定年退職者等まちまちで、第2の人生を賭けて、「森林整備・生きがいづくり・地域特産品づくり」に取組みました。工房の整備を進める傍ら、平成14年2月に経験者の指導を受け、初めて竹炭の試作を行って以来、竹炭の里づくりと循環型社会の構築に向けて平成15年 4月、『おおみや小町工房』として法人化しました。
現在、竹炭・竹酢液の生産の他、小学生等の体験学習受入れの実施や竹炭を利用した農作物栽培等にも挑戦しています。